・骨や歯を作る
・骨粗鬆症
・血液の凝固作用を正常にして、動脈硬化を防ぐ ・神経の興奮を鎮め、イライラを抑制
するなどの重要な働きがあるカルシウム。
ご存知ですか?
「カルシウムが足りない。もっとカルシウムを摂りましょう」と言うと、私たちは、普通一般的にまず頭に思い浮かべるのが小魚、すなわち小魚の骨です。ほとんどの人がカルシウムと言えば、すぐこの骨を連想しますが、これは骨にはカルシウムが多くカルシウムの貯蔵庫であるからでしょう。それにより、「骨を食べれば手っ取り早く、そして最も効果的にカルシウムを補給できる」と、単純に思ってしまいます。しかしこれは、目の悪い人が動物の目を食べれば目が良くなる、足を食べれば、自分の足が強くなるという考え方に近いもので、これはあまり科学的とは言えません。
私たちが「もっとカルシウムを食べましょう」という「カルシウム」には、実に多くの種類があることを知っておかなければなりません。もちろん、カルシウム自体は金属としてのカルシウムただ1種類しかありません。しかし、カルシウムは独立した単体の形態では自然界に存在せず、仮に存在したとしてもそのままでは私たちは吸収することなど出来ません。
普通、私たちが、カルシウムと呼ぶものは、
@魚やその他の動物の骨にある化合物としてのカルシウムであり、
A貝殻の中にある別の化合物としてのカルシウムであり、
Bサンゴに由来するカルシウムであり、
C鉱物になっている化合物としてのカルシウムなどです。
カルシウムは実は多種多様な形態で地球上に大量に存在するものです。私たちの周辺には、実に多くの種類のカルシウム塩があります。
しかし、それら沢山あるカルシウムの中から、私たちの成長、成熟、老化の全生涯を通じて、安全で効果的にカルシウムを摂るにはどうすればいいか?
どのような種類のカルシウムを摂取すればいいか?
●食品に含まれるさまざまなカルシウム
海藻類:アルギン酸カルシウム:ほとんど吸収されない。
貝殻類:炭酸カルシウム:吸収しにくい。アルカリ性が強いので粘膜への影響も心配。
牛乳、乳製品:カゼインカルシウム:食品に含まれるカルシウムとしては、非常に効果的。
牛骨、魚骨:リン酸カルシウム:吸収しにくい。吸収率は大変低くい。
ビーツ(砂糖大根):乳酸カルシウム:吸収率が良い。
5つの形式のカルシウムを含む製品
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