動脈硬化とは何?

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あなたの血管は大丈夫? 動脈硬化の危険
 2008年06月04日

動脈硬化は年齢を重ねれば、誰にでも起こる血管の老化現象です。それ自体は痛いわけでもなく、かゆいわけでもありません。それなのに、動脈硬化はなぜ問題視されるのでしょう。

動脈硬化とは何?動脈硬化など主要死亡原因の推移
動脈硬化は、通常、コレステロールが動脈壁にたまるアテロム硬化を指します。動脈硬化それ自体には自覚症状がなく、日常生活に支障があるわけではありません。しかし、コレステロールが動脈壁にたまると、動脈壁が肥厚したり石灰化し、血管が弾力性を失って、血流が悪くなります。
この状態を、長期間そのまま放置しておくと、全身にさまざまな合併症を引き起こしやすくなります。

どんな合併症を招くのかですが、動脈硬化がどこで起こるかによって異なりますが、代表的なのは心臓の冠動脈で起こり発症しやすくなる心筋梗塞や狭心症、脳動脈で起こり発症しやすくなる脳梗塞があげられます。
上図のように、現在日本の主要死亡原因の1位はガン(30%)ですが、2位の心臓病と3位の脳卒中を合わせると30%近くにもなります。

動脈硬化は年をとれば誰にも起こってきますが、近年、特に問題視されているのは心筋梗塞や脳梗塞が低年齢化していることです。これまでは、心筋梗塞なら60歳前後、脳梗塞なら70歳前後の発症と、比較的相場が決まっていましたが、最近は食生活の変化などから、30代で心筋梗塞を起こす人が珍しくないし、脳梗塞も50代前半で発症する人が増えている状況です。

動脈硬化を招きやすい危険因子には、脂質異常症、高LDLコレステロール血症、高血圧、糖尿病、喫煙、内臓脂肪蓄積型肥満などがあります。このほかに、血縁に心筋梗塞や脳梗塞を起こした人がいる家族歴、加齢、性別も危険因子になります。

しかし、動脈硬化の発症から、心筋梗塞や脳梗塞にいたる血栓形成には、今や、免疫システムの関与を認めるのが主流となりつつあります(参照:循環器系疾患と免疫システム)。


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