歯周病も免疫病のひとつ!

トランスファーファクターの自然治癒力【4Life健美人】
ホーム製品一覧製品購入方法4Lifeビジネス紹介特定商取引法表示製品説明会などのご案内お問い合わせ日記


コラム一覧

歯周病は、メタボなど全身に悪影響
2007年09月18日

下記、9月1日の記事でも指摘したとおり、日本人の歯が抜ける大きな原因となる歯周病は、軽度なものまで含めると中高年の8割以上が患っているとされています。
最近の研究で、歯周病は、口臭などを招くだけでなく、糖尿病や動脈硬化、メタボリック症候群など、生活習慣病と密接な関係があることが明らかになりました。
歯周病の年齢別割合
日本歯科大学の沼部幸博教授(歯周病学)は、「歯周病が糖尿病の症状に影響を与える可能性がある」と指摘しています。
歯周病になると歯茎に炎症を起こし出血しますが、その時、歯周病菌から出るTNF-αなどの炎症物質が、歯茎内の血管に紛れ込み全身に運ばれ、糖尿病を悪化させるというのです。加えて、糖尿病の特徴である高血糖は、免疫細胞の働きを抑え歯周病のさらなる悪化を促します。このように、糖尿病と歯周病は互いに影響を及ぼし合い、悪循環に陥る危険を孕んでいます。
糖尿病患者9人を対象にしたある米国の研究で、歯周病治療によって7人の患者でインスリン投与量を減少させることに成功したという事実は、それを如実に示しています。

歯周病が悪影響を与える生活習慣病は、糖尿病だけではありません。
東京医科歯科大学、国立がんセンター、ライオンなどはマウスの実験で、歯周病がメタボリック症候群の引き金になることを確認しました。歯周病菌が出すLPS(リポ多糖)が、体内の脂肪の分解を邪魔していると考えられているからです。

血管外科医と協力して、心筋梗塞などを招く動脈硬化と歯周病との関連も調べている、東京医科歯科大の石川烈名誉教授は、「歯周病は自覚症状が出にくい。知らない間に菌や菌から出る物質が体中に運ばれて、全身に悪影響を及ぼしているようだ」と話します。

以上のように、歯周病は、侮れない病気です。
歯周病の予防は、@正しい口腔ケア(正しい歯磨)、A定期的な歯科検診(歯石の除去)、B生活習慣の改善(適度な運動、睡眠など)、C正常な免疫バランスの維持(ストレスをためないなど)などを心がけることです。


ご存知でしたか? 「歯周病も免疫病のひとつ!」
2007年09月01日

歯周病とは、歯肉に炎症が引き起こされ、放置しておくと膿が出たり、口臭がひどくなり、最後には歯が抜け落ちてしまう病気です。歯周病は、日本人の成人(35歳以上)の80%がかかっているといわれている国民病のひとつです。

歯を支える組織は、歯肉や歯槽骨などから形成されていますが、歯肉に炎症が起きるのを歯肉炎、歯槽骨まで炎症がおよぶのを歯周炎と言います。歯肉炎、歯周炎それら双方を合わせて、以前は歯槽膿漏(しそうのうろう)とも呼ばれていましたが、現在は歯周病と言います。

歯周病の特徴は、虫歯と違って、初期段階ではほとんど痛みを感じることが少なく、自覚症状もありません。しかし徐々に歯の周囲に付着した歯石が、歯と歯肉の隙間に入り込み、歯肉に炎症を起こし、歯を支えている骨を溶かしていきます。その結果、最後には歯が抜け落ちてしまいます。歯石には非常に多くの細菌が棲んでいて、その細菌の出す毒素が歯肉に炎症を惹き起こし、そして歯をささえている骨までも溶かしてしまうからです。

しかし歯周病が本当に恐ろしいのは、歯周病が起きた背後に、全身の様々な病気が隠れているという点です。
歯周病は全身疾患の一部です。頭痛、便秘、不眠、冷え性といった症状から、がん、動脈硬化、肝硬変、心臓病、糖尿病、腎臓疾患、貧血まで実に多岐にわたります。つまり、「歯周病−骨が溶けるような人は全身的にも病んでいる、病んでいるから骨が溶けると考えられ、“歯周病は極めて悪い状態にある身体の赤信号である”、といえます。(歯科医師:丸橋賢)」

こう見てくると、歯周病も、私たちの身体の免疫力、自然治癒力とも大きく関与していることがみてとれます。「全身的に病んでいる状態」、「極めて悪い状態にある身体の赤信号」とは、免疫力の低下、免疫バランスの乱れによる症状にほかなりません。

歯周病も免疫病の一つです。歯茎が弱っている方は免疫力も落ちている証拠です。この考え方を歯科医の立場からまとめた、「歯周病の原因と対処法ー細菌軍と免疫軍の戦争」を参考に、歯周病の本当の原因とその対処法について、正しくご理解ください。

歯周病を予防・改善していくためには、歯ブラシや薬用歯磨きによる日常的な正しいブラッシングや、歯科医での定期的な歯石の除去といった口腔清掃はもちろんですが、それにも増して、ライフスタイルを見直して生活習慣病を予防、全身の健康状態を整えていく事が重要です。
そのためには、特に日頃から、体内の免疫力を調整・強化して、免疫力のバランスを保ち続けることこそが肝要といえるでしょう。

わたくし事ですが、私も数年前まで歯周病で悩んでおりました。
さかのぼれば十数年前になりますが、自営業で生活が不規則なうえにアルコールも好きでしたので、しばしば午前様になっては歯も磨かずバタンキューという生活が続き、歯茎が腫れ出血をするパタンーが増え、その度にかかりつけの歯科医院で診てもらっていました。
ところが、この歯科医院が2代目の若い医師に変わってからというもの、私が、「歯槽膿漏じゃないですか?歯石を取ってください」と、幾度希望してもそれらしい治療をせず、膿を出して消毒をして薬を出すだけの治療だったので、いよいよ歯茎の異変は頻繁になるばかりでした。

ついに、業を煮やして他の歯科医院を訪ねることにしました。ところが、時すでに遅しとはこのことです。「当院では手の施しようがありません。よくここまで放置していましたね。歯の周りはもちろん歯茎の深い根元まで歯石がびっしりです!」と怒りをあらわにあきれられる始末。しかし親切にも即座に、その医院は、大阪歯科医大への推薦状を書いて下さいました。

大阪歯科医大では、当時の歯周病治療の最先端というふれこみの治療を受けました。初期には、歯茎への局部麻酔後、歯の表面の歯石を取り除く作業が一本一本丁寧に進められました。その後は、いくつかのブロックに分けた歯茎を、ブロックごとにメスで切除、ペロンとめくりあげては歯茎の根元などにこびりついている歯石を掻きだす治療をしました。
このような、歯石除去・手術・縫合・抜糸作業が、約1年間続きました。通院すると1日仕事です。自営の仕事をこなしながらの通院だったので、時間の割り振りがとても大変でした。

その後は、近くの比較的評判の良い○○歯科医院へ定期的に通うようになりました。が、いかんせんもともとがひどい状態だったこともあって、治療の甲斐もむなしく、上下合わせて10本の歯が抜け落ちてしまいました。大阪歯科医大では当時の最先端の大変な治療も受けましたが、それでもその後、歯茎はやせ細り、何本かの歯のぐらつきを止めることが出来ず、他の歯への影響を考え抜歯せざるを得なかったわけです。この間、大阪歯科医大、○○歯科医院の正しい歯磨き指導、電動歯ブラシやお勧め薬用歯磨の使用、医師が奨励する多くのことを励行もしました。それらが無駄だったとは言いませんが、しかしこれらはどれも、決定的に歯周病の進行を止められるものではなかったと実感しております。
以上ここまでの、この私の歯周病の体験は、約5年前までの出来事です。

7年前に別の理由でめぐりあった、4Life社のトランスファーファクターを常用してこなければ、おそらく今、私の残りの歯の何本が無事だったか・・・。
いまでも定期的に歯石の除去のために、○○歯科医院へ通ってはいます。最近はその都度、先生に、「本当に丁寧によく歯磨きされていますね。感心いたします。」と褒められること仕切りです。それもそのはず、歯茎は比較的ピンク色で、完全とはいかないまでも歯茎の締まり具合もそこそこで、抜歯した10本以外の残りの歯に、ぐらつく歯が見当たらないのですから不思議がられるのは当然と言えば当然でしょう。歯科医師の先生たちの多くは、歯周病は完治せず、進行性の病気だと思っていらっしゃるのですから、私のようにその後も、抜歯することもなく進行が止まった状態をどう理解すればいいのか、戸惑っているのが本音と言ったところでしょう。
「あのね先生、免疫力がですね・・・」と話しかけても、先生は”歯周病と免疫”が何の関係があるかといわんばかりの、怪訝な顔をされるので、予約制の忙しい医院でもあり、ムニャムニャとお茶を濁して家路につくほかありません。

私の体験からも明らかなように、 歯周病を予防・改善していくためには、歯ブラシや薬用歯磨きによる日常的な正しいブラッシングや、歯科医での定期的な歯石の除去といった口腔清掃はもちろんですが、特に日頃から、体内の免疫力を調整・強化して、免疫力のバランスを保ち続けることは、本当に大切なことです。


このページのTOP