現代医療が難病を治せないのはなぜ?

トランスファーファクターの自然治癒力【4Life健美人】
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病気を治せない不思議な現代医療
   2006年11月12日

薬は自然治癒力を止める(薬が体を冷やし、冷えると病気は悪化する)
阿保徹教授の説得力には息を飲みます。そこには単純にして明快な真理があるからです。
「・・・薬が対症療法として出されているのならば、長期間にわたって飲むのは危険です。なぜなら、私たちが持っている自然治癒力(人間が本来持っている病気を治す力)を止めてしまうからです。」「私たちの体は、組織が壊れたり、異物が入ってきたりすると、代謝(体内での利用と排出)を高め、自然治癒力を発揮し始めます。」「発熱、発赤、痛み、下痢などが症状として現れます。せき、タン、鼻水、かゆみなども自然治癒力の大切な反応です。このような症状や反応が出たとき、血流が増大し、リンパ球が活性化した組織の修復が進んでいます。」

「消炎鎮痛剤もステロイド剤も、体を冷やすことで『消炎』しています。こうした薬剤によってもたらされる『消炎』は治癒によって得られる『消炎』とは別物だと言うことを、私たちは知る必要があるのです。私たちは無理をしすぎても、楽をしすぎても、血行が悪くなり低体温症になります。そして、病気になるのです。体を冷やす薬が、病気を悪化させていく理由は、ここにあります。」

不快感は治るためのステップ(俗に言う、好転反応は治癒のシグナル)
多くの慢性疾患は、その人の生き方の無理や乱れから発症しています。生き方を見直し、その無理や乱れから脱却することで、病気から逃れることができるのです。脱却する際に出現する不快な症状(好転反応)は、治るためのステップであり、このステップを通過して初めて病気は治ります。

病気を治せない不思議な医療(薬物治療の限界)
阿保徹教授は、現代の薬漬け医療を「病気を治せない不思議な医療」と呼びます。
同教授は、麻酔薬や抗生物質など緊急医療の面で薬剤が多数の人命を救ってきたと、その功績も認めています。「・・・しかし、医療に関わるのは、生死をさまよう緊急事態だけではありません。むしろ、慢性病の治療が医療全体の大半を占めています。その慢性病に目を転じてみたとき、現状は同でしょうか。糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓病など種々の生活習慣病、難病と言われるがんや潰瘍性大腸炎、クローン病、膠原病、ステロイド剤で難治化したアトピー性皮膚炎など、病気は年単位で治療を続ける患者さんで溢れかえっています。薬物治療は、これらの慢性病を治癒に導いたでしょうか?残念ながら『YES』とはいいがたいのです。」

細胞を見て患者を見ざる(現代医療の主流を占める「対症療法」の多くは過ち?)
自律神経は「全身細胞を統括」しています。そして、白血球は「体を病気から守る」働きがあります。自律神経は、その「白血球を支配」しています。ところが、薬の長期使用は、この、自律神経を乱します。すると、白血球も乱れます。白血球が乱れると、「体を病気から守る」働きが弱まります。安保教授は、現代医療の主流を占める「対症療法」の多くは過ちと断罪します。

その背景には根本的過ちがあると指摘します。
「・・・分子生物学や遺伝子学の研究が進み、人の体を微細に解明する分野では、医学は目覚しい成果をあげています。細胞の微細な仕組みを調べることは大切です。しかし、分析的な研究に偏ってしまうと、病気を細胞レベルで捉えても、体全体の中で捉えようとする視点がかけてしまいます。”木を見て森を見ざる”ではありませんが、”細胞を見て患者を見ず”と言う落とし穴にはまってしまうのです。」

「その結果、病気の治療は臓器ごとに分かれ、医師は個々の症状にだけしか目がなくて、目の前に現れている現象(症状)を取り去ることばかりに、エネルギーを注ぎ込むことになります。」

「こうして、”体は治りたがっている”のに対症療法で”新たな病気が上乗せ”られてしまいます。・・・・」

医師、製薬メーカーが「儲かる」(良心的な医師は、心の葛藤、苦悩が耐えない)
何のことはありません。薬を長期使用すると、「体は自分で治ろうとする力を失っていきます。」病気を治すどころか、むしろ重くしているのです。

さらに難病についても、唖然とせざるを得ません。
「現在、難病に指定されている病気の中には、医療が難病にしてしまったものが少なくありません。『難病指定』を受けない方が、治るチャンスがよほど広がる・・・」どうして、このようなブラック・コメディのようなことを、現代医療は延々と続けているのでしょう。

理由は簡単です。そのほうが、病院も、医者も、製薬メーカーも「儲かる」からです。患者が生きようと死のうと、はなっから知ったこっちゃないと言うことでしょうか。だから、良心的な医師ほど、医療現場で自問し、葛藤し、苦悩するはめになるのです。

参考資料: 『抗がん剤で殺される』 船瀬俊介著 花伝社出版


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