免疫の働きがHIVを攻撃・エイズ根絶に希望

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免疫の働きでHIVを攻撃・エイズ根絶に希望
2007年08月17日

2001年、南アフリカ共和国ダーバンで開催された国際エイズ(HIV感染症の末期状態)会議で、HIV(ヒト免疫不全ウイルス=エイズウィルス)陽性で生まれた南アフリカ人ンコシ・ジョンソン君がスピーチをおこない、その様子が全世界にテレビ放映されました。HIVを抱える自分の経験や、南アフリカでのエイズを取り巻く問題を率直に伝えた彼のスピーチに数百万の人々が感動し、多くの人々の援助により、HIV陽性の母親と子供のための住居とケアサービス施設「ンコシ・ヘイブン」が設立されました。4Life社はこの施設への寄付を行ってンコシ・ヘイブン・フォーライフ農場を開設し、毎月の寄付によりその施設をサポートしています。

実は、4Life社は自社製品でも、エイズ撲滅に貢献しています。
(ロシア連邦保健・社会開発省の方法論書(モスクワ2004年)の21ページ掲載の、「HIV感染の免疫リハビリテーション治療でのトランスファーファクター使用」を参照のこと。)

現在、国連の合同エイズ計画によると、2006年の世界のHIV感染者数は3,950万人。一方、厚生労働省によると、日本国内の06年の感染者と発症まで進行したエイズ患者数は過去最高の1,358人で、減少どころか年々増加しているのが現実です。

何故?
1981年に最初のエイズ患者が出現、1983年にようやくエイズウイルスHIVを発見、1987年に初の抗HIV薬を使用、1990年に初の抗HIVワクチンを開発してから、人類は、これまで様々なエイズ予防・治療薬を開発してきましたが、それらはどれもが決定的に功を奏せず、エイズウイルスとの果てしないいたちごっこの歴史を歩んできました。それは、予防ワクチンや治療薬ができたと思っても、その度にHIVが巧みにすり抜ける特殊な能力を発揮、生きながらえるからです。新しい治療薬ができたとしても、HIVはその治療薬に対してその都度、遺伝子変異を繰り返し耐性をつけて生き続けます。

そこで最近、再びと言うか、免疫の力に注目が集まり、世界的に研究がすすめられています。その一つが免疫に重要な、キラーT細胞を利用するというものです。このキラーT細胞は、HIVそのもの、またはHIVが潜り込んで隠れている細胞までも破壊、殺してしまう優れものです。

もともと患者の体内でキラーT細胞は活動しているのですが、HIVが対抗策を持っているため、実力を発揮できずにいます。通常なら、ウィルスに感染した細胞は、表面にその目印を出し、最終的にヘルパーT細胞がキラーT細胞に指令を出して、目印のある細胞を攻撃破壊させるのですが、HIVは感染した細胞の目印を抑制したり、ヘルパーT細胞を殺したりする能力を持ち合わせているため、キラーT細胞が正常に働けないでいるのです。

そこでいかにしたら、HIVの持っている対抗策に負けないような、キラーT細胞の攻撃力を高めることができるかを考えた、新型ワクチンの開発が進められているというわけです。

そのような新型ワクチンの一つが、東京大学国立感染症研究所とバイオベンチャーのディナベック(茨城県つくば市)との共同研究で、開発されました。動物実験では、エイズ発症を長期間防げることを今年確かめ、感染すると働きが抑えられてしまう免疫細胞も正常とのことです。研究に携わっている東大の俣野哲朗教授は、「数年以内に人での臨床試験にもっていきたい」と、希望を述べられています。

しかし、上記、ロシア連邦保健・社会開発省の方法論書(モスクワ2004年)では、ヘルパーT細胞(CD4+)レベルの、大幅な増加の臨床結果を報告しています。
エイズ患者における、ヘルパーT細胞(CD4+)レベルの大幅な増加が見られるということは、キラーT細胞に正常な指令が生き届くことを意味し、キラーT細胞がその役割をいかんなく発揮できるということです。


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