オリンピックのアスリートたち
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okada 2008年08月12日 |
北京オリンピックが始まりました。
200余の国と地域から1万人以上の人々が参加して技を競う4年に一度のスポーツの祭典です。
それぞれの予選を勝ち抜いての晴れ舞台は、参加するだけでも意義があります。
選手達が、本来の実力を発揮できて、メダルに繋がれば最高の栄誉でしょう。
たとえメダルに届かなくても、自己ベストを出した選手達の晴れやかな笑顔に、観客は心から拍手を送ります。
けれども、体調を崩したり、調整が上手くできずに、不本意な結果に終わるのは、選手だけでなく応援する側にとっても残念な事です。
心と身体の健康維持が重要なのは周知でありながらも、困難を伴いがちです。
マラソンの女子選手で注目された、練習のしすぎによる筋肉疲労や骨折は、克服して欲しい課題です。
スポーツ選手は、体力・気力共に大きくエネルギーを消耗させます。
交感神経が極めて緊張状態におかれ続けることで、活性酸素が大量に発生して細胞を傷つけます。
けれど、十分な栄養と休養、メンタルケアで、副交感神経が優位になり、明日へと繋がって行きます。
日々の食事、休養、メンタル面も併せてのコントロールは重要です。
免疫システムが正常であれば、生存と防御システムが働き、
残されたものを解毒・浄化作用に、傷があれば修復し、
修復後は、身体の細胞を成長させ、その上で生産や再生という
最終段階へと働き、免疫の再生システムが確立します。
免疫システムの働きが弱ければ、ほとんどのエネルギーは
生存と防御(免疫機構)に回り、修復にも時間がかかります。