カリウムソルビン酸は抗菌力はあまり強力ではありませんが、水によく溶けカビ、酵母、細菌と幅広い効き方をするため、保存料としてさまざまな食品に用いられています。自然界にもナナカマドの未成熟果汁中に存在し、ソルビン酸の名はこのナナカマドの学名Sorbus commixtaから付けられました。
使用対象食品:チーズ、魚肉ねり製品、食肉製品、魚介乾製品、つくだ煮、煮豆、しょうゆ漬け、こうじ漬け等に使われます。
保存料は、食品の腐敗や変敗の原因となる微生物の増殖を抑制し、保存性を高める添加物です。微生物を殺す殺菌剤とは若干異なります。
カルシウムソルビン酸を含む製品
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