ニレは壮大・重厚な樹形から世界三大並木樹種の一つです。ニレの木の皮を剥ぐとネバネバとした樹液がでるので「ぬれの木」といわれ、それが後に転訛してニレの木になったといわれています。ニレの仲間にはアキニレ、ハルニレ、オヒョウなどがあります。樹皮は薬用となります。
ニレの樹皮は大変すばらしい薬用ハーブで何世紀にもわたって使われ、特に米国食品医薬品局でもその薬効が認められています。自然界に存在する驚異的な効果をもつ身体の浄化剤です。樹皮の煎じ薬はのどや消化器官の痛みを和らげます。過敏症の胃にも安全で、消化器官の炎症を静め、何もかも吐いてしまうときでさえ胃におさまり栄養補給の効果もあります。粘質性のあるお茶は胃潰瘍の痛みにも効果があります。おだやかな収斂作用で下痢を治めるので、妊娠中でも副作用を気にせずに使用できます。
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